龍神信仰発祥地の金武鍾乳洞で作られる泡盛

この記事は約5分で読めます。
金武町

金武町には長さ270m、地下30mの鍾乳洞があり、龍神信仰の発祥地として古くから人々が祈りを捧げた拝所が数箇所にあります。その鍾乳洞で寝かせられているのが泡盛の龍(たつ)で、金武町内で愛飲されているブランドです。

うちなーんちゅは、地元の酒造所で作られた泡盛を好んで飲まれます。

以前は金武宮がある鍾乳洞で保存されていた

以前は金武宮がある鍾乳洞の奥で保存されていたようですが、ボトルキープされる方が増えたため広い鍾乳洞の場所へ移ったそうです。

現在の金武鍾乳洞には、1万3000本を超える泡盛の1升瓶が保存されています。

湿度があり、気温が18度と一定である自然環境が泡盛の寝かせに最適なのです。

長命の泉、金武大川(ウッカガー)系の水を使用

金武町には金武大川(ウッカガー)と呼ばれる共同井泉があります。

金武大川は、水質が良く豊富な水量を誇ることから「長寿の泉」として地元の人から愛され、水道が普及するまでは飲料水として使われていました。

泡盛の古酒とは?

古酒と書いて「こしゅ」もしくは「くぅーす」と言います(読みます)。

古酒を名乗れる泡盛は、全量を3年以上貯蔵したもので文字通り古い酒ということになります。新しい(若い)泡盛は一般酒や新酒と言われています。

泡盛は熟成させるほどに香りがよくなり口あたりがまろやかになって美味しくなるという特徴があります。

2015(平成27)年8月1日から古酒表示基準が変更されて全量になりました。それ以前は、3年以上熟成させた泡盛が全量の50%を超えていればよかったので基準がより厳しくなりました。

金武町の泡盛ブランド 龍(たつ)

「泡盛 龍(たつ)」は金武町内で愛飲されている泡盛で、仕込み水には硬水の金武大川水系の水を使い、割り水は軟水を使用しています。

鍾乳洞内で熟成させた1988年製造の古酒も販売されているので、飲み比べしてみては如何でしょうか。

一般酒

龍 30度
龍 30度

龍 30度

金武酒造を代表する銘柄のひとつで、「龍」の名前の由来は創業者の先々代と先代が「辰年」生まれにちなんで名づけられました。

仕込み水には硬水の金武大川水系の水を使い、割り水は軟水を使用している一般酒。

一般酒といっても一年以上貯蔵です。

ストレートやロック、水割りと飲み方もいろいろで泡盛初心者や女性、泡盛通まで納得のいく味わいです。レトロなラベルと瓶も人気です。

龍 20度
龍 20度

龍 20度

「泡盛 龍」本来の美味しさを残しながらライトに飲みやすく仕上げ、大勢の仲間と語りながら杯が重ねられるようたっぷりの1800ml瓶です。

多くは金武町内で愛飲されています。仕込み水には硬水の金武大川水系の水を使い、割り水は軟水を使用している一般酒ですが、ライトの中にも「龍」ならではの風味がしっかりと味わえると評判です。

もちろん、ストレートだけではなく、水割りやロックでも「龍」の持つ美味しさは変わりません。

龍 ブラック30度
龍 ブラック30度

龍 ブラック30度

「泡盛 龍(たつ)」は製造元である沖縄県 金武町内で愛飲されている泡盛です。

仕込み水には硬水の金武大川水系の水を使い、割り水は軟水を使用している一般酒です。

アルコール度数 30度の味わいと、昔ながらのラベルは昔も今も根強い人気で愛され続けています。

ストレートだけではなく、水割りやロックでも美味しさをご堪能いただけます。

龍 ゴールド25度
龍 ゴールド25度

龍 ゴールド25度

ゴールドのラベルが一際目を引く「龍(たつ) ゴールド」。

仕込み水には硬水の金武大川水系の水を使い、古酒の風味を残しつつも、アルコール度数25度のマイルドに仕上げた泡盛です。

マイルドな口当たりは、女性にも人気で、泡盛初心者にもオススメです。

飲み方はストレートだけではなく、水割りやロックでも美味しさをご堪能いただけます。

古酒

龍 古酒 黒43度
龍 古酒 黒43度

龍 古酒 黒43度

「泡盛 龍(たつ)」を3年以上熟成させた古酒です。

アルコール度数 43度の高い度数は、深くまろやか味わいかつ、メープルシロップを思わせる甘い香りで、キリッとした切れの良いのど越しが特徴です。

古酒好きには嬉しい一升瓶(1800ml)サイズで大人数でもお愉しみいただけます。

鍾乳洞古酒 龍40度
鍾乳洞古酒 龍40度

鍾乳洞古酒 龍40度

平均気温18度 自然環境の鍾乳洞内で熟成させた1988年製造の古酒です。

実物の鍾乳洞のラベルは一段と目を引き、1988年製造の古酒は、奥深く熟成され、アルコール度数 40度の高い度数は、泡盛ツウもうなるほどの玄人好みの味わいです。

鍾乳洞貯蔵蔵出しとして、プレゼントや記念用として人気の高い逸品となっています。

龍 5年古酒 25度
龍 5年古酒 25度

龍 5年古酒 25度

5年貯蔵100%古酒です。

仕込み水には硬水の金武大川水系の水を使い5年貯蔵を行った泡盛を、アルコール度数 25度で熟成した、まろやかな旨みと香りが特徴的です。

飲み方は古酒本来の味わいを愉しむ為に、初めの一杯はストレート、ロックで試しましょう。

古酒の中では低めのアルコールの為、泡盛を初めて飲む方にもオススメです。

古酒蔵でのボトルキープサービス

ボトルキープの期間は5年、12年。
結婚や、子供の誕生の記念に泡盛を入れられる方が多いそうです。

ボトルキープサービスは、「金武鍾乳洞の古酒蔵」の現地でしか受付されていません。

ボトルキープ代は、

5年貯蔵16,500円(税込)
12年貯蔵39,600円(税込)

となり、ボトルキープの満期が近づくと、現地受取、発送希望(有料)、継続が選択できます。

継続は、5年ごと(16,500円)の更新が可能です。

古酒になるまで待てない

コメント