沖縄でレンタカーを借りた時に困らないためのバイブル

この記事は約6分で読めます。
レンタカー

沖縄では車は1人1台が基本です。ちょっとそこまでといっても車以外の手段がないためです。

当然、レンタカーを借りれば行動範囲がグンと広がります。ホテルの中だけで過ごすのも楽しいですが、レンタカーを借りて、沖縄そばを食べに行ったり、道の駅へ行ったり、近くの史跡巡ったりして沖縄を満喫しましょう。

レンタカーを借りる時に気になることをまとめたいと思います。

レンタカー保険の免責特約は必要か

事故

免責補償とは、その名の通り「免責を補償する制度」のことで、レンタカーの保険に設定されている「対物5万円」「車両5万円」などの「免責金額」を補償する制度です。

免責5万円とは、保険を使って修理するような事故で、修理代金が30万円であった場合、5万円は利用者が支払い、あとの25万円が保険から支払われることになります。

免責補償は、車種やサービス内容によって異なりますが、1日あたり1000円~2000円程度を支払って加入すれば、免責分の5万円を支払わなくても良いのです。

免責補償を利用できない人もいる

統計で事故を起こしやすいとされている人は免責補償を申し込むことはできません。

1 21歳未満のドライバー
2 免許取得から1年未満のドライバー
3 国際免許証でレンタカーを利用するドライバー
4 過去に事故歴があり、不適当と認めた場合

沖縄の道路は滑りやすい

沖縄の道路は、強烈な直射日光でアスファルトが劣化していたり、海からの塩分の結晶が路面に付着していたりしているため、乾いていても滑りやすいといわれます。雨が降るとなおさらです。

沖縄での運転は、いつもの運転とは違うと考えておかなければなりません。また、自分はいくら注意していても、もらい事故ということもあります。

安全を心掛けてもマングースはやってくる

沖縄で初めてレンタカーを借りた時、「初めてだし、何があるかわからないから。」と免責補償を申し込みました。

旅行の最終日に制限速度内で走っていると、すぐ目の前を右から左に猛スピードで小動物が横切り、ブレーキを踏む間もなく、バンパーあたりに何かがぶつかりました。

車を停めてみると、バンパーが割れていることがわかりましたが、まわりに小動物はいません。バンパーが割れている所には太くて長い動物の毛のようなものが付いていました。

警察を呼んで事故処理をしてもらったところ、「マングースがぶつかったさぁ。」「沖縄は、ネコの数よりマングースが多いからね。」といわれました。

短い滞在中であっても何がおこるかわかりませんので、免責補償を付けておくことをおすすめします。

意外とキズを付けられるレンタカー

観光地やホテルでは、他の車もレンタカーである場合が多く、駐車中のドアの凹まされることはよくあります。また、走行中の飛び石による傷など少なからず傷がついてしまいます。

ある時は、ホテルマンがトランクを開く時、手が滑ったのか周りのプラスチックのパーツを割ってしまったこともありました。

免責補償を付けておけば、レンタカー会社に小さなすり傷や凹み傷などでチェックされることはないでしょう。

レンタカーを借りる時の傷チェックは入念に

レンタカー

レンタカーを借りる時には、レンタカー会社の担当者と共に既存の傷チェックを行います。この時、担当者が指摘する箇所以外で傷があれば指摘し、チェックシートに記入してもらいます。

新車でない限り、傷がついていないレンタカーはありません。傷が付いても、少々の傷や凹みでは修理することはないのです。

借りる前からレンタカーに付いていた傷で、修理代を請求されるようなトラブルにならないためにも、乗車前の傷チェックは入念に行いましょう。

レンタカーのナビは使えない

カーナビ

レンタカーに搭載のカーナビは一般ユーザーに使われている現役ナビ全体から見れば比較的新しいものが多いと思います。 けれど中には、画面が不鮮明なもの、データが古いものなどもあります。

沖縄のレンタカー会社のナビは、用意された目的地の番号を入力するだけでOKというものがほとんどです。有名な観光地であれば番号が用意されていますが、他に立ち寄ってみたいときなどには入力しなければならないので操作に戸惑うことがあるかもしれません。

やっぱり安心スマホナビ

1番のおすすめはスマホナビです。

旅行前からスマホに観光先のアドレスを登録しておけば、旅行中は「アドレスを選んでナビ開始」だけです。

準備しておかなければならない物は、シガレットホルダーからUSB充電できるプラグ、USBケーブルとスマホを固定するものです。

スマホを固定する場合は、バイザーやダッシュボードに取り付けるタイプではなく、クーラーの送風口に付けるタイプが車種が変わっても取り付けることができるのでおすすめです。

給油口がわからない

車のメーター

レンタカーを返却する時にはガソリン満タン戻しが基本です。

いつも乗る車と違うため、給油する時に左右どちらに給油口があるかわからなくて困るという方も多いのではないでしょうか。

そんな時は、ダッシュボードの給油インジケーターを見てみましょう。

給油マーク⛽の左右どちらかに◀か▶印が付いています。

印が付いている側に給油口があるので、◀⛽は左が給油口、⛽▶右が給油口です。

こえさえ覚えておけば、どの車に乗っても迷うことはありません。

給油口を開けるレバーの箇所は、事前に確認しておきましょう。

トランクへ荷物がどれだけ積めるか

トランク

沖縄のレンタカーでは、アクア、フィット、ビッツなどのクラスの小型車が人気です。それは沖縄の裏筋に入ると車一台しか通れない道も多いからでしょう。

しかし車が小さくなればトランクの容量も少なくなります。

意外と多いレンタカートラブルは、荷物が積めないといったトラブルです。

アクアクラスの車では、キャリーバッグ中サイズ×3個が目安。または大サイズ×1個と中サイズ×1個程度でしょう。その他にリュックなどの手荷物があると後ろのシートを使わないといけないかもしれません。

2泊3日以上の荷物がある沖縄旅行では、車両クラスの乗員定数-2人で考えることが大切です。

小型車であれば2人のキャリーバックと手荷物でトランクがいっぱいになります。3人でレンタカー旅行する場合は、少し大きめの車をレンタルした方が良いでしょう。

レンタカーをホテルで借りてホテルに返すのであれば、キャリーバックのサイズは気にすることはありません。

外車をレンタルする時の覚悟

オープンカー

沖縄の海沿いの道をオープンカーで走りたいと考える人は多いのではないでしょうか。日頃に乗らない車に乗れるのもレンタカーの魅力です。

沖縄は、真夏でなくても気候が温暖なので、車のクーラーを使う期間も長いことは住んでいないとわかりません。真夏であればクーラー全開でも暑いくらいです。

オープンカーの天井をオープンにした時は快適ですが、すぐに、頭が暑い、クーラーが効かないなどの理由でオープン状態から戻すことになるでしょう。

オープンのまま走るのは、「いくら暑くてもクールに演出する覚悟」が必要です。

もうひとつ外車で困ることは、ホテルに着いても車の移動をホテルマンがやってくれないホテルがあるということです。

レンタカー会社によって車の状態が違う

車の中

当然ながら、レンタカーの会社によって車の状態が違いますが、比較的新しい車を貸してくれるレンタルカー会社と、少し古い車を貸してくれるレンタルカー会社があります。

比較的新しい車をレンタルしてくれるレンタカー会社の場合は、大抵バックモニターが付いています。少し古い車の場合は付いていないと考えた方が良いでしょう。バックモニターがあるのとないのとでは安心感が違います。

外車のレンタカーを借りる場合、車の型が古い場合が多いのでバックモニターは付いていないと思った方が良いでしょう。

コメント