ダイビングに必要なダイビング器材と購入順序

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ダイビング器材を全部揃えるとなると高額になるので、誰もが初めから全ての器材を購入できるわけではありません。どれくらいの頻度のダイビングをするかによって器材購入のタイミングは変わってきます。

自分のダイビングスタイルや頻度に合わせて、特に必要な器材のみ揃え、他は必要な時に随時追加していくというダイバーも多く、中には必要最低限のもの以外は購入しないという人もいます。

ダイビング器材を購入する際の、優先順位を考えていきます。

ダイブコンピューター

購入時期の目安:Cカード講習時

ダイブテーブルの理解が前提に無ければいけませんが、ダイブコンピューターを使うと、現在の深度を把握できることや安全停止警告、水面休憩時間など、安全にダイビングするための情報を得ることができるので、早めに購入しておきたい所です。最近では、安価なエントリーモデルでも高機能になっており、ナイトロックスに対応しているダイブコンピューターもあります。

軽器材

購入時期の目安:Cカード講習時

ダイビング器材を購入するなら、まずは軽器材や3点セットと言われるマスク、フィン、スノーケルでしょう。

レンタル軽器材よりも自分専用のものの方が衛生的にも安心で、レンタルする毎に器材のコンディションを気にする必要がありません。また体の一部になる器材とも言えるため、同じ器材を使った方がコツがつかみやすく、快適にダイビングが出来ます。

軽器材はダイビング器材の中では比較的安価なため購入がしやすく、スノーケリングで使うことができます。

ウェットスーツ

購入時期の目安:10本~

軽器材の次はウェットスーツです。軽器材以上に「体へのフィット感」が求められるため、多くのダイバーがサイズオーダーをして自分専用の物を購入します。標準体型の人なら、既成サイズのスーツで充分という場合もありますが、快適性はオーダーメイドには及びません。

快適なダイビングをする上でかなり重要なウェットスーツですが、軽器材と比べると値段も高くなることや、ダイビング以外ではなかなか使い道もないことから、購入の優先順位は軽器材の次あたりになる事が多いです。また、ダイビングを始める地域や季節によってはドライスーツを選択する必要もありますが、ドライスーツはまた一段と値段が上がってしまうため、必要な場合でも購入する順序はもう少し後でしょう。

重器材

購入目安の時期:30本~

ダイビングショップのスタッフがBCDのインフレーター操作を例に挙げて、「レンタル器材だとメーカーによって操作が変わることもあるから」と早めの器材の購入を勧めますが、重器材は値段が高いため優先順位的には最後になってしまいます。

BCDは水中姿勢を安定させるのに役立つ器材で、レギュレーターに関しては衛生面の問題もあるので、早い時期に購入できればそれに越したことはないのですが、ダイビング以外での使い道はありません。

重器材についてある程度知識を得てから、自分の気に入ったものを購入するほうが良いでしょう。

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