港川龍宮は南ヌ御嶽とも呼ばれ、対になる北ヌ御嶽が近くにあります。港川龍宮に参られた時は北ヌ御嶽へも行ってみましょう。
南ヌ御嶽(ヘーぬうたき) 港川龍宮
南ヌ御嶽は、北ヌ御嶽の建立後の昭和2年(1927)に設けられ、神体は北ヌ御嶽が女神であるのに対して、「竜宮の神への迎え」の男神であると伝えられています。北ヌ御嶽の女神だけでは部落は栄えないというので建立されたといわれています。
現在、南ヌ御嶽、龍神碑、海上遭難者慰霊之碑は隣接して建っていますが、以前の場所は海底に沈んでいます。
北ヌ御嶽(にしぬうたき)
県道17号線の雄樋川に沿いにある、バス停留所「魚市場前」の近くにある岩場に北ヌ御嶽があります。
北ヌ御嶽は、1926(昭和元)年に設置され、神体は糸満「白銀堂への迎え」の女神だという伝承があります。
岩場に向かって左手に香炉が3基置かれた拝所、右手にブロックと大きな香炉が置かれた拝所です。大きな香炉の向こうの穴の中にもうひとつ、小さな香炉が置かれています。
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