沖縄 恩納村 前兼久(おんなそん まえがく)には渡ってはいけない竜宮島があります。沖縄の龍宮神巡りの旅は、離島を廻りうるま市石川を経由して恩納村の竜宮島にやってきました。
恩納村 前兼久の渡れない竜宮島は、今回の龍神巡りの旅の中でも1番廻りたかった龍神のパワースポットです。この竜宮島はGoogleマップには載っているのですが、そのほかの情報は見つかりません。
前日はスクーバダイビングを楽しみましたが、重りの位置が悪く体が回ってしまったり、今までにないトラブルに焦りました。
伊計島の神人(カミンチュ)に言われた、「あなたは遊ぶために沖縄に呼ばれているのではないからね。」という言葉が思い出されます。
恩納村 前兼久の渡ってはいけない竜宮島
恩納村 前兼久にある竜宮島は、簡単に泳いで渡れるくらいの距離にある島で、前兼久港のすぐ目の前にあります。
沖縄の龍宮神には、「龍宮神」と「竜宮神」の2通りがありますが、恩納村の竜宮島は「龍」ではありません。「竜」と「龍」は新書体か旧書体かの違いで、どちらも同じ「りゅう」を表わします。
沖縄を廻っていると、村ごとに「龍宮神」か「竜宮神」のどちらかに統一されているような気がするのですが、何かの意味があるのでしょうか。
竜宮神の拝所は沖縄本島に西7箇所、東7箇所の計14箇所あります。竜宮神は海の神様でニライ・カナイ神でもあり龍宮長老です。
海人の船長に「あの竜宮島に渡りたい。」とお願いしてみましたが、「竜宮島は恩納村の者でも竜宮島にゆかりのある者でなければ渡ってはいけない。」そうです。
前兼久港から見る竜宮島には、祠らしきものが2つあるように見えました。大きなパワーを感じるポイントです。
島の裏からもパワーを感じます。どうしても島の裏側を見なければという気がして、前兼久港の反対側に回ってみると鳥居がありました。こちら側が正面でした。
そして島に渡らなくてもお祈りができるように拝所があります。この恩納村の竜宮島には特別な龍神様がおられるようです。
龍の勾玉を集めた龍の子
恩納村の竜宮島では、3つの龍の勾玉を手に入れることができました。
今回の龍神巡りの旅で、伊計島の神人から言われた7つ龍の勾玉を超える9つの龍の勾玉を集めたことになります。
やり遂げた感いっぱいで竜宮島の前でゆっくりしていると、龍の子に1つづつ順番に龍の勾玉が入って行きます。やがて全部入った龍の勾玉は集まり、ひとつの円を作ったのが見えました。
どうやら恩納村の竜宮島で、龍神巡りの旅の目的が達成できたようです。
伊計島の神人さんから、「龍の勾玉を集め終えたらパワーが強くなるから慣れるまでは怒りっぽくなったりするかもしれないよ。」と言われていたのを思い出しました。
龍の勾玉を集めた龍の子は、これからどうなってゆくのでしょうか。
つぎに伊計島に訪れた時、きっと神人さんが何か教えてくれるでしょう。
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