マイルの有効期限は3年間
日本では、ポイントを集めてマイルに交換できるクレジットカードは、日系の航空会社であるANAカードやJALカードが普及しています。
ステータスカードのダイナースカードは、ダイナースクラブカードとANAダイナースカードがあり、マイレージを使いこなす人達にとっては、人気のクレジットカードです。
ダイナースカード最大のメリットは、「ダイナースクラブ リワードポイント」にはポイントの有効期限がないことです。 マイルの有効期限は3年間しかありません。
マイルが必要な時までリワードポイントを移行せずにためておき、必要なマイルにだけ交換することで、実質的にマイルの有効期限を無期限にできます。
ダイナースクラブカードとANAダイナースカードは、1週間ほどでマイルに移行されるようですが、今回は、ANA提携カードであるANAダイナースカードのマイル移行にかかる期間を実際に検証してみました。
ANAダイナースカードとダイナースカードのマイル移行の違い
ダイナースカード
ダイナースクラブカードでもマイルを移行するには、ダイナースグローバルマイレージへの登録費の年間6,000円(税別)が必要になります。
グローバルマイレージ会員期間中は、リワードポイントをANAでもANA以外の航空会社(7航空会社)でもマイルと交換できます。
しかも、マイル移行する時にだけ登録費を支払えばOKです。しかし、ANAマイルへの移行には年間8万マイルまでという移行上限があります。
ANAダイナースカード
ANAダイナースカードは、ダイナースクラブカードとANAカードが一緒になったカードなので、ダイナースクラブカードの年会費22,000と比べて、ANAダイナースカードの年会費27,000円と5,000円高くなります。
マイルの移行先はANAしかありませんが、移行料は無料で年間のマイル移行上限もありません。ANAのマイルをためるのであれば、ANAダイナースカードがお勧めです。
ANAダイナース マイル移行の申し込み
マイル移行の申し込み方法は2種類あり、クラブオンラインで申し込むか、直接電話して申し込みをします。 今回は、クラブオンラインを利用して15時頃に申し込みを行いました。
ANAダイナース マイル移行申し込み1日後
マイル移行申請翌日の17時頃、クラブオンラインのメッセージにマイル移行の手続きが完了したとのメッセージが届きました。
この時点で、リワードポイントもマイル移行で申請したポイント分が既に差し引かれています。 ANAマイルへの移行はマイル移行登録後1週間から10日ほどで完了し、ANAホームページで確認できるとのことです。
ANAホームページを見ても、マイルに変動はありません。
ANAダイナース マイル移行申し込み2日後
マイル移行申請2日後の22時頃、ANAホームページでマイル移行が確認できました。
ANAダイナースカードはマイル移行が早いのかも?
ANAダイナースカードは、マイルの移行先がANAだけなので処理が速いのか?、ANA提携カードなので処理が早いのか?はわかりませんが、実質2.5日でマイルの移行ができました。
マイルの移行完了まで1週間から10日は少し長い気がしますが、実質3日程度であればとても助かります。しかし、余裕をもって1週間前にマイルの移行申請を行った方が良いですね。