クレジットカード番号
カード会社がカード会員を識別・管理するための番号のことを言います。この番号は、カード1枚につき1つずつ付与され、券面上にエンボス加工されており、通常、会員登録やカード利用代金の請求等の業務は、この番号に基づいて行なわれます。
クレジットカード番号の桁数
クレジットカード番号の桁数は、ブランドによって異なります。
VISA・MasterCard・JCBは16桁、American Expressは15桁、Diners Clubは14桁となっています。
American ExpressとDiners Clubは、桁数が違うため、インターネットショッピングでカード入力する時には気をつけないといけませんでしたが、最近では、カードのブランドを選択することによりフォーマットが変わるシステムとなり、番号入力を間違うことも無くなってきました。
クレジットカード番号が意味するもの
一般にカード会員番号は、
- 先頭の6桁の「発行者識別番号」
- 真ん中の最大12桁の「会員口座番号」
- 最後の1桁の「チェックデジット」
の三つから構成されており、それぞれに役割があります。
発行者識別番号(BINコード)
先頭の6桁の番号で、カード会社を識別するもの。また、この番号の内、先頭の1桁を「主要産業識別子」と呼び、発行者が属している産業によって割り当てられています。
会員口座番号
真ん中の番号で、最大12桁となっており、クレジットカード1枚毎に固有の番号が割り当てられています。
チェックデジット
最後の1桁で、カード番号が正しいかどうかをチェックするためのもので、カード番号の全桁をLuhnアルゴリズムで算出し、その計算結果から正しいかを判断します。