クレジットカードの会員ランク
クレジットカードには、一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカードの会員ランクがあります。
クレジットカードはその名の通り[credit:信用]の証拠とされていますので、良好なクレジットヒストリー(信用情報記録)を築き上げないと、上位のカードを取得することはできません。
上位カードのゴールドカードやプラチナカードなどは、良好なクレジットヒストリーを築き上げてクレジットスコア(信用偏差値)が高い事の証であり、社会的信用を証明できるものなので、ステータスカードと言われます。
一般クレジットカード
クレジットカードを初めて持つ場合は、まず、一般カードを取得することになります。
一般カードは、年会費無料や格安の年会費となっており、さまざまなデザインのカードが発行されています。 一般カードの利用限度額は、通常、初期段階で10万、最高で100万程となります。
クレジットの利用金額に応じてポイントが付与されるサービスは、上位カードと同様、もしくは良かったりもしますが、ポイントの有効期限が設定されています。
付帯するサービスは最小限で、旅行保険、ショッピング保険などは、利用付帯の条件が付くことが多く、補償金額も少ないです。
代表的な一般カード
三井住友VISAクラシック、JCB一般、AMEXグリーン
ゴールドカード
ゴールドカードは、一般カードのワンランク上のカードで、券面がゴールドのものが多いです。
また、ゴールドカードと分類されながらも、券面が、シルバーのDiners Club Cardや、黒のJCB GOLD THE PREMIERもあります。 ゴールドカードが注目されたのは、1980年代後半から90年代にかけてのバブル時代です。
多くの人が、金の券面にあこがれてゴールドカードを持ちましたが、発行枚数が増えすぎてステイタスブームは急速にしぼみ、最近までは、年会費無料のカードの方が重宝されていました。
しかし、2002年以降のプラチナカードの登場により、その登竜門となるゴールドカードが再び注目されています。 ゴールドカードは、年会費が1万円くらいで有料になりますが、利用限度額は、初期段階で100万、最高で350万程となります。
また、グルメ優待、宿泊の優待、旅行保険の自動付帯する場合もあるなど、さまざまな特典を受けることができます。
代表的なゴールドカード
三井住友VISAゴールド、JCB THE GOLD、JCB GOLD THE PREMIER、ダイナースクラブカード、アメリカン・エキスプレスゴールドカード、楽天ブラック
プラチナカード
プラチナカードは、ゴールドカードのワンランク上のカードで、黒の券面にPulatinumと表記されています。
2002年以降、日本の各クレジットカード会社において、ゴールドカードの上位カードとして、プラチナカードが発行されるようになりました。
プラチナカードは、年会費が数万~十数万と高額になりますが、利用限度額も350万~500万と高額です。 プラチナカードの特徴は、コンシェルジュデスクが設置されていることです。
まるで私設秘書のように、国内航空券の手配、宿泊先の手配、お店の予約、ゴルフ場の予約などを電話一本でお願いできます。
また、旅行保険も自動付帯で補償が充実している、ゴールドカードの特典に加えてプラチナ会員向けのグルメ優待や宿泊の優待がある、などハイクラスの特典がいっぱいです。
代表的なプラチナカード
三井住友VISAプラチナ、JCB THE CLASS、ダイナースクラブプレミアム、AMEXプラチナ、SBIプラチナカード
ブラックカード
最上位はブラックカードで、「どのカードがブラックカードであるか?」の基準は見方により分かれる所ですが、「ゴールドカード」や「プラチナカード」を最初に出して来たアメリカン・エキスプレスのカードを基準に考えると、明らかにブラックカードとして定義できるのは、「センチュリオン・カード」だけになるのではないのでしょうか。
代表的なブラックカード
アメリカン・エキスプレスセンチュリオン