日本でのカード発行枚数は2.7億枚
日本のクレジットカードの総発行枚数は2.7億程となり、単純に換算すると一人あたりで3枚程度を所有していることになりますが、利用率を見ると、日本国内では20%程度、欧米では50%程です。
以前は、クレジットカードが使える所が少ない、という決済面での問題がありましたが、電子マネーの普及に伴いクレジットカードで決済できる所が増えました。
しかし、スーパー、コンビニ、その他クレジット決済が可能な所であっても、圧倒的に現金払いが多いのが現状です。 クレジットカードを持ってはいるが使っていない人が多いのが現状のようです。
クレジットカードではどれだけ使ったか判らなくなる?
使わない人に聞くと、「どれだけ使ったか判らなくなる」という方が多いようです。でも、電子明細でレシート単位で把握が出来るので、現金より支出の管理が楽だと思います。
そして、現金を落としてもなかなか戻ってはきませんが、カードは落としても最近は不正利用は補償されるサービスが付帯しています。
クレジットカードの通常利用は借金ではない
「借金と同じだから」と言う声も聞きますが、信用をもとに、1ヶ月ごとに締め切って請求書を貰い、請求の金額に基づいて支払いをする。これは普通の商習慣であって借金ではありません。
しかし、クレジットカードでリボルビングやキャッシングを利用すると、借金になります。リボルビングやキャッシングのサービスを利用するかどうかは、利用者が選択できるようになっています。
必要がない場合は、リボルビング0円、キャッシング0円の設定も可能です。
クレジットスコアがキーワードの時代が来る
その人の信用を把握する方法として、クレジットスコアが使われます。クレジットスコアは、その人の信用を測る物差しで、クレジットカードの利用履歴などで点数がつきます。
クレジットカード以外でも、車のローンを組んだり、携帯電話を割賦で買ったりする時に、信用情報を照会されますが、その時、信用を測る情報がなければ、借入することはできません。
個人の信用を形に見える形で作ることも大事なことです。クレジットカードを使うことで、いざという時にローンが組めるような信用を築いていった方が良いのです。
クレジットカードがないとお得なサービスを受けれない時代
インターネットでもクレジット決済の時代となり、以前は国内で使える所が少なかった、ダイナース、AMEXもJCBと提携しているので、最近ではJCBが使える所はほとんど全てのカードが使えます。
日本は、カードの所有数はアメリカや韓国と比べて1位でありながら、決済はアメリカや韓国の方が多いという面白い現象になっています。
決済環境は日々進歩していますので、今後はクレジットカードによる支払いが増えてゆくでしょう。
クレジットヒストリーを磨くことにより、個人のステイタスも上がってゆきます。自分のライフスタイルにあった1枚を見つけて、有効に使いましょう。