Maintenanceの外来語表記はメーンテナンス

南国気分

ある日、歯医者へ行ったところ、「半年に一度は歯のMaintenanceを受けましょう。」というポスターが目に入る。

その「Maintenance」文字の上には、「メーンテナンス」と子供用にフリガナが書かれている。これは外来語と呼ばれるカタカナ表記である。

カタカナで書く場合、スペルから見て「メンテナンス」ではないのか?「メーンテナンス」の方が正しいのか?

一瞬思考が停止する。

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外来語について考える

なんだか釈然としない気持ちのまま家に戻り、子供が宿題をやっているのを横から覗き込むと、宿題のタイトルには「外来語について考えてみよう!」と書かれている。

ちょうど今の私の旬のテーマである。

「メンテナンス」か「メーンテナンス」なのかはっきりさせたい。

早速、子供と一緒に外来語について調べてみることにする。

外来語とは

外来語と呼ばれるこれらの語は、他の言語より借り入れられ、日本語と同様に日常的に使われるようになった語である。主として西欧語からはいってきた語をいう。また片仮名で書かれることが多いので「カタカナ語」などともいう。

外来語には、1934年に設立された国語審議会が定めた「外来語表記の基準」(昭和29年3月国語審議会報告)という外語表記のガイドラインがある。

国語審議会は、外来語についてその書き表し方が様々になっている現状にかんがみ、その基準を定める必要を認めて、述語・表記合同部会で審議してきた。そして昭和29年3月第20回総会で部会における審議の結果が報告された。
この趣意がひろく社会に普及し、一般に実行されることが望ましいとされた。

外語表記のガイドラインは90年前の基準

外語表記のガイドラインには、原音における2重母音の「エイ」「オウ」は長音とみなすと書かれている。

つまり、「ai」「a+子音字+e」「o」など、発音記号が”ei”、”ou”などのアクセントのある二重母音になる表記には長音を用い「ー」を充てる。

外来語の例

アベレージ、インフォメーション、エスカレーター、エレベーター、オーディオ、オーナー、クリエーティブ、ケース、シミュレーション、スケール、チェーン、トレーナー、ネーチャー、ネーム、プレーヤー、ページ、メーカー、メッセージ、メール、レーザーなどのいろいろな外来語が使われている。

外来語のガイドラインによるとメーンテナンス

だから、「Maintenance」はガイドラインに従うと、2重母音であるため「メンテナンス」ではなく「メーンテナンス」になる。

90年近く前の外来語の基準が今も守られている。

一般的に、外来語は日本語の音韻体系に収まるように変形され、借用された外来語にはもともとなかった母音が入ることになるが、カタカナの小文字を用いて新しい表記法が考案され従来その国の語に存在しなかった音声になることもある。

このようなことから元の言葉の意味との間に多少のずれが現れることが多い。

外国語を話せる人が少なかった時代の産物

そもそも、外来語とは西洋の言葉がまだ一般的に理解されていないころ、判りやすいようにカタカナを使って表したものだ。

これがそのまま外人に通じれば問題ないのだが、外国語を忠実に変換したわけではないため、音韻体系から本来の意味とは異なった新しい言葉になっている。

Maintenanceの方がわかりやすい

外来語は制定から90年も経っており英語の教育も行われている現代は複雑なものになった。

外来語のガイドラインを意識して使い分けている人は少ないと思う。「Maintenance」ひとつをとっても、メンテナンス、メインテナンス、メーンテナンスが使われているのだ。

近年では、外国語の綴りに近いものがカタカナ表記として正解とされるため、Maintenanceをカタカナで表現するとすれば、「メインテナンス」の方が近いだろう。

シミュレーションとシュミレーション、コミュニケーションとコミニュケーション、などは英語の綴りに近いシミュレーション(simulation)、コミュニケーション(communication)が正解である。

これからの時代は、いっそのこと外国語表記を基準にする方がスペルも覚えることができるし、わかりやすくていいではないか。

それでなくても、漢字、ひらがな、カタカナなどがある日本語はとても複雑だとされる。

例えば、「はし」はイントネーションの違いにより、「箸」、「橋」、「端」などの中からどの言葉が適切であるのかを理解しないといけない。

もう90年前の外国語が判らない人のための外来語より、外国語で語れるようになれば一番よい。そうすれば自然に外人との意思疎通もできるようになってくる。

とは言っても、日常でいろんなパターンが自然に使われて複雑になってしまった外来語は、この先も百年、二百年と続いてゆくのだろう。

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まとめ

「外来語にやけに詳しい上司の文章チェックに苦労した人は多いはず。」



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