水泳クラブのプールの水が消える超常現象

この記事は約3分で読めます。
南国気分

水泳クラブでプールに水がないと泳げない、これは当たり前のことである。そして水泳クラブの運営にも関わってくる。

決まって休館日の次の日に水がなくなるプール

この水泳クラブでは休館日の翌日にプールの水がなくなるという現象が、今年に入って既に2回も発生している。水泳クラブはビルの4Fにあるのだが、大量の水がどこから消えてしまったのかも判らないという。

それから半年ほど経った休館日の翌日。

ご迷惑をおかけします。本日はプールの水位が下がっております。

と受付に張り紙がある。

観覧席に行くと大人のおしりまでしか水がないのが見える。

こりゃ、今日の練習はできないな。帰ろ帰ろ。

だがコーチは練習をやめようともせず、選手たちにプールの中に入るように促す。

選手たちは、初めはクロールかバタフライで泳いでいたが床に手足が当たりだしたのか、みんなが平泳ぎになる。そして次にはみんなが背泳ぎに変わってゆく。

時間が経つごとに目に見えて水位が下がってゆくのがわかる。結局1時間もすると、膝までしか水がなくなってしまった。そして、最後はプールのコースを選手が走っている。

もう幼稚園の水遊び状態である。

プールの水がなくなったので練習終了

ここまで水が少なくなると泳ぐのは無理だ、やっとのことで練習が取りやめになる。

いや、初めから練習しないのが普通であろう。

ここのプールは、一度コンディションが狂うと回復までには7日ほどかかる。ろ過器が動かない、水温が低い、珪藻土で水が濁る、塩素をまくことでさらに水が濁る。塩素が強いせいで選手たちはむせ返り、目も痛くなる。2m先も見えない中でも練習が続けられるのだ。

練習を休むな!

とコーチは言うが、プールトラブルでゴールデンウィーク並みの大型連休は3回目。練習を休まなくていいように設備のメンテナンスは特にしっかりしてほしい。きっと設備が老朽化しているのだろうが、いつも直しているろ過機は1年経っても直らない。

これがトップシーズンであれば、とても大会でベストを出すどころではないだろう。

こんな水泳クラブは他にもあるの?

・・素朴な疑問。

全国大会を目指すにあたり、この水泳クラブで良いのか?

・・今の私の最大の悩み。

長期間プールが使えないのなら市民プールのコースを貸切るなどを考えるべきであろう。

プールの水温が低いと風邪をひく

あくる日のコンディションは、水位が少し戻り85cm、水温26度、透明度1mである。

水温26度では、5mmのウェットスーツを着ていても寒く感じる温度だ。そして透明度1mでは壁も見えないだろう。

練習にやってきた高校生の選手は、プールの水のにごりと水温をチェックし、コーチが見ていない間にさっさと帰ってしまった。

水温が低くて風邪をひけば、コーチに自己管理がなっていないと怒られる。きっと自己管理のために帰っていったのだろう。流石だ高校生。

息子は前回の故障の時に、低い水温で不覚にも風邪をひいて怒られてしまったのだから。

そして案の定、子供は

風邪を引くなんて自己管理ができていないからだ。

と言われた。

コーチが私に言ってくれれば、

風邪を引くなんてプールの管理ができていないからだ。

と言い返してあげたのに。

まとめ

とにかく早く快適に泳げる環境が整うことを願っているが、トップシーズンに水がなくならないかが心配である。もう見切りをつける時なのかもしれない。

水泳クラブを選ぶときは、プールの環境は特によく見ておかないといけない。

コメント