File2 交通事故で加害者の責任が重くなる事故後のまずい対応

前回は、物損事故で現場での加害者とのやり取りと、警察への事故届の様子を書いた。

「県内では、物損事故と人身事故を合わせて1日に200件程度の交通事故が起きている。」と習ったのが昨日の免許更新講習時のことで...

軽微な物損事故から当て逃げ事故になったこの事故は、簡単に決着する事故ではなかったのである。これは、加害者の悪い対応例だ。

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警察からの電話に応じない加害者

翌朝に警察から私のもとへ電話が入る。

警察 「昨日の事故の件ですが、事故届の後に加害者に電話しても電話に出られませんでした。今朝も電話したのですが、まだ連絡が取れないので今から家に行こうと思います。ぶつけられた車を修理に出すのは私たちがOKするまで待ってくださいね。」

  「わかりました。」

他の用事を置いておいてもしっかりと対応すべき

警察からの電話は下の桁が110だから、きっと判っていて出ないのだろう。翌朝の電話にも出ないでお出かけとは、確信的な行為に違いない。電話に出ないと家に来ることも知っているのだろう。

そして、2時間後にまた警察から電話が入る。

警察 「加害者の家に行ってきました。本人は不在だったので奥さんからしか話を聞けなかったのですが、女性に対してはとても横柄な態度を取る方らしいので、直接話をされない方が良いと思います。少し精神的にもおかしい人だと奥さんが言われていたので、会社の男性の方に交渉に立ってもらえるようにお願いしてくださいね。」

  「上司に交渉してもらうようにします。精神的におかしいって?」

警察 「こういった対応を平気でできるので、私たちもおかしい人だと思っています。すぐに出頭するようにと奥さんに伝えているので、今日、相手の車も確認できるとおもいます。そちらの車も写真を撮りたいので警察に寄ってもらえますか?」

警察官は3日おきのシフトだ。事故を受付てくれた方が業務を終える前に引継ぎしておきたいと言うことなのですぐに警察に向かった。

事故後の対応がドライブレコーダーに、心象にも影響

昨日受付てくれた警察官2人と初見の警察官2人が待機していてくれている。

警察 「機能のドライブレコーダーの面白いやつを2人にも見せてあげてよ。」

  「え~、そんなに面白くはないですよ。」

警察 「なかなかああゆう事故は無いんだよ。」

警察官が4人で動画を見ている。そして初見の2人が怒り出す。

警察 「これはしっかりとぶつかってるね。ぶつかった後にも車から出ずに平気でパーキングに駐車してるぞ。パーキングに止めてからも車から出てこない。これはありえんね。」

  「怒りのポイントはぶつかった所じゃなくて、そこですか?(笑)」

警察 「今日の4時に相手が出頭してくることになったよ。事故発生の時間が前日の13時30分だから、それまでに出頭すれば24時間経たなかったのにね。」

  「24時間って、それで重くなったりするってことですか?」

警察 「そうだね。家に何回も電話して、私たちが家に行っても不在だった。すぐに警察に来なさいと言っても来ず、4時に来るという。ちゃんと対応してたら24時間経ってないからね。ほら、あなたも昨日遅い時間でもすぐに来てくれたでしょ。」

  「そうですね。私も早い方が良いと思いましたから。」

警察 「ドライブレコーダーの映像は、今後必要になるかもしれないので保存しておいてください。相手が来て、ぶつかっていないと言い張るのであれば、また見せてくださいね。そして、先方はおかしい方だと思われるので直接お話しないようにしてください。」

  「わかりました。」

念のために病院に行って診断書を取っておく

警察からの帰り道、ハンドルを握る手と腕、右足が痛いことに気が付く。きっと昨日の事故の時にぶつけられた時、車が後ろに動いて後続車に当たってはいけないと思い、思い切り踏ん張ったからなのだろう。

「物損で終わるだろうし人身にすることもないだろうけど、念のため病院に行っておくか。」

何か嫌な予感がした私は、病院に寄って診断書をもらっておくことにした。

病院でドクターにドライブレコーダーの映像を見てもらったところ、

「止まっているところに車がぶつかってくるのだから、相応の衝撃があるよ。事故だから念のためにレントゲンを撮っておきましょう。」

この時点では、人身事故にするつもりもなく、受診費用は実費を支払った。

保険会社代理店からの電話は事故状況の探り

夕方、相手の保険会社代理店という人から電話があった。相手はきっと警察でこってりと絞られて、ちゃんと対応しなさいと言われたのだろう。

代理 「この度の事故でお怪我はありませんでしたか。明日保険会社からお電話させていただきます。ドライブレコーダーの動画があるということですが。」

ドライブレコーダーの動画は確かにあるが、初めからそれを言うってことは、まだ事故の内容に納得していないってことか?警察に言われたからぶつかった事だけ認めたのだろう。

事故内容についての食い違う認識

  「今回の事故はどのような事故であったという認識なのですか?」

代理 「駐車場に入れようとして〇〇さんの車がバックしている時に、そちらの車と接触したと言うことです。」

  「大きく内容が違うようですね。突然バックしてきたそちらの車に一方的に追突された事故だと思いますが。映像を見れば一目瞭然だと思います。」

代理 「ドライブレコーダーの動画を見せてください。」

  「ドライブレコーダーの動画はありますが、言われている内容とは違いますよ。動画を見ないと事故の状況が良くわからないという風に聞こえますが、どういう事ですか?」

代理 「とにかくドライブレコーダーの動画を見せてください。」

  「保険会社とのお話の中で開示します。」

代理 「わかりました。明日には保険会社からお電話が入ると思います。」

ドライブレコーダーを付けている車はまだ少数派

初めからドライブレコーダーの動画ありきで話をしてきたという点はおかしい。ドライブレコーダーを付けている車は増えてはいるが、企業の車が多く一般的にはまだ多くはない。

動画があるというのがこちらのはったりで、もし無ければ細かい内容は作り話でもどうにでもなると言う事だろう。きっと、動画の存在を確認していない今、自分が悪かったというのではなく、相手も悪いと言いたいのだろう。

次回は保険会社との示談交渉である。

そして翌日の保険会社の対応は、更に火に油を注ぐ結果になるのだった。

「File3 保険会社との示談交渉ではどのように進めるべきか」へつづく

前回の「交通事故での責任が重くなってしまう事故後の悪い対応」では、加害者の取るべき行動を考えた。今回は保険会...

今日の学び

「往生際が悪い奴らはドライブレコーダーの動画が存在するのかを探る。」

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