水泳選手は将来どのスポーツに転向しても対応できる

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南国気分

子供が生まれて間もなくから水泳教室に子供を通わせる親御さんは多い。

初めから水泳選手になることを目指していたり、健康のために取り組んでいたり、成長してから他のスポーツに行くための基礎として取り組んでいたりと想いは様々だろう。

水泳は自分との闘いである

水泳では常に自分のベストを更新して行かないといけない。毎回が自分との闘いである。

自分を追い込んで練習し大会でベストを更新する、そのサイクルを繰り返すことで自然にメンタルも強くなってゆく。

水泳の面白さ

水泳競技では、年齢区分で行う大会、中学生の大会、高校生の大会、大学生の大会、一般の大会などに分かれている。

タイムだけで見ると、小学生が中学生より早かったり、中学生が高校生より早かったりということが当たり前におこる。また体格が小さい子が大きい子より早いことも多々ある。

水泳は、基本は水の抵抗をいかに少なくして早く泳ぐかというテクニックの勝負なのである。

水泳の難しさ

だが、テクニックだけでは早く泳げない時期が必ずやってくる。成長するに伴ってテクニックに加えてパワーも必要になってくるのだ。

だが筋肉をつけるだけではダメで体脂肪も必要になる。そして、最後にはもって生まれた素質である高身長や乳酸を下げる能力などの要素が関係してくる。

トップ選手になるには、そんないろいろな要素を持ち合わせないと成り上がれない。

水泳で頭もよくなる

水泳では、からだ全体で水の感触や流れを感じ、水圧や浮力を感じながら小脳で姿勢をコントロールする。水に沈まないように姿勢をコントロールするには、全身の筋肉の緊張状態を微妙に変えていく必要がある。そのため小脳だけでなく大脳皮質全体を刺激することにつながってゆく。

東大生の6割は子供の頃に水泳を習っていたそうだ。体だけではなく、頭の発達にも良い効果があることが習い事として人気があるのだろう。

また一度習得した泳ぎの記憶は、手続き記憶といってなかなか忘れることはない。

水泳は全身運動である

水泳では、集中力、精神力、筋力、持久力、肺活量、俊敏性、肩甲骨の柔軟性、体幹、身体の連携動作などいろいろなことが鍛えられる、いいことばかりのスポーツだ。陸上での競技に比べて重力の影響を受けないため無理な負荷もかからず故障も少なくなる。

まとめ

多くのアスリート達が幼少期に水泳をやっていることが多いのは周知のところだ。全身が満遍なく鍛えられるから他のスポーツに転向することも可能だ。周りを見てみても、中学に入るタイミングや高校に入るタイミングで他のスポーツに転向するという人が多いと思う。

水泳のトップ選手という選手枠はとても少ない。他のチーム制のスポーツに転向する方が活躍できる可能性も上がるだろう。

水泳選手の子供を、これからも水泳の道に進ませるのか、他のスポーツに転向させた方が良いのかということが、今の私の究極の課題である。

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