【後編】水泳クラブの移籍であまりにもコケにされたので100倍返し

セカンドジョーカーの逆襲

コーチの懺悔 Part2

だが、それだけでは終わらない。2枚目のジョーカーが移籍希望の水泳クラブのコーチに電話をかける。とは言っても電話をかけてくれと言ったのではない。昔の人は電話でコミュニケーションをとることが好きなのだ。

昨日、知り合いのお子さんがそちらの水泳クラブの見学に行ったらしいなぁ。

コーチ
コーチ

はい。

そして泳がせもせずに帰らせたなんて、なんてことをしてるんじゃ。

コーチ
コーチ

はい、すいません。

あの子は元々うちの水泳クラブにおっての。水泳クラブを閉鎖することになった時、体格も良いし、これからも水泳を続けるようにと、俺が言ったんだが、それが気に入らんかったか。

コーチ
コーチ

いいえ。

俺が言ったと言うたら鼻で笑われたらしいが、そんな鼻で笑われるようなことを言ったかの。

コーチ
コーチ

いいえ。

昔から水泳が好きな子での。今日も会ったが故障なんかしておらん。お前のことは顔も知らんが、あの子のことは良く知っておる。

コーチ
コーチ

はい。

水泳クラブには月謝を払って通うもの、移籍するのも自由でよほど素行が悪いなどの理由がない場合は断る理由もない。勝手に移籍騒ぎを起こして子供が泳ぐ所がないようなことをしてはいけない。

コーチ
コーチ

はい、すみません。

本人が泳ぎたいという所で泳がせてあげればよい。それを遮るのはよくないことだぞ。

コーチ
コーチ

はい。申し訳ありません。

コーチは、平身低頭で「はい」と「いいえ」くらいしか答えることができなかった。

移籍を希望した水泳クラブのコーチは、1日で2度青ざめたことだろう。

バトルは始まったばかり

2枚目のジョーカーによると、今回はとりあえず挨拶代わりに電話しただけとのこと。

どうやらこれで終わりとはならない雲行きだ。

 

でも、それは仕方がない。コーチがそれだけのことを言ったのだから。

 

流石に地元の水泳界の黄金期を作り上げた人たちの考え方は同じである。

「大人の都合で子供が泳ぐ機会を奪ってはいけない。」

「移籍するのは本人の自由であり誰も邪魔をしてはいけない。」

「移籍されるのはそれだけのサービスを提供できなかったことに問題がある。」

 

これらを考えないコーチにはジョーカーから何度でも電話がかかってくる。

 

移籍を希望した水泳クラブのコーチに、

コーチ
コーチ

勝手に移籍して、移籍した後に大会で元のコーチと会ったら挨拶できるのか?

と子供が聞かれたのだが、私もコーチに聞きたい。

みのり
みのり

コーチ達で勝手に移籍騒動にしておいて、大会で子供に会ったら顔を見れるのか?

と。

水泳

シェアする



南国気分
error:Content is protected !!