iphone8 /8 Plus /X のios11で追加された機能

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南国気分

 

ios11は、iphone8 /8 Plus /X の新機種に搭載される新OSだが、iphoneは旧機種でもOSアップデートを行うことで最新のOSを利用できるのが特徴だ。

今回発表されたios11の対象機種は、iphone 5S以降の機種になる。OSをアップデートすることにより、ハードは旧型でも中身は最新になる。そして、iphone SE以降の機種は、この最新のOSを動かす上で、ハードウェアのスペックが不足しているということはない。

ios11の対応機種

対応機種が多いのもiphoneの特徴で、長く使えるスマートデバイスだ。

デバイス モデル
iPhone iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone SE
iPhone 5s
iPad 12.9インチ iPad Pro(第2世代)
12.9インチ iPad Pro(第1世代)
10.5インチ iPad Pro
9.7インチ iPad Pro
iPad Air 2
iPad Air
iPad(第5世代)
iPad mini 4
iPad mini 3
iPad mini 2
iPod iPod touch(第6世代)

ios11の新機能

ARKitアプリが解放

iOS 11のARを使ってマップアプリに統合された街の中を歩きまわるなど、その他デベロッパーの想像力が及ぶ限りさまざまなことが可能になる。

コントロールセンターが刷新

コントロールセンターは、フライトモードを設定したり、ライト機能を使ったりと通常よく使われる機能だ。ぱっと見てわかりやすい変化は、このコントロールセンターだろう。コントロールセンターに表示できる機能が追加されるだけでなくカスタマイズにより自分がよく使う機能を表示できる。

通知センターとロック画面が統合

通知センターとロック画面がより近密になる。ロック画面を下から上にスワイプすることで、直近の通知も見逃した通知もすべて表示される。通知を右にスワイプすると通知元のアプリが開き、左にスワイプすると通知の中身を開くか、削除するかを選べる。

運転中モードが追加

iOS 11デバイスを持って車を運転するとジャイロセンサーを使って自動的に「運転中モード」になり、そのときに連絡してきた人には自動で「運転中です」のメッセージを返すことができる。これは設定の「おやすみモード」のメニューでオンオフが可能だ。

運転中モードは、公共機関に乗り合わせている時にも使えそうだ。

純正アプリ「ファイル」が追加

iOS 10でもiCloud Driveアプリでファイルが見られたが、iOS 11ではファイル管理が行いやすくなった。iCloudにあるファイルもローカルのファイルも、「ファイル」のインターフェースで確認できる。

他にもDropboxやAmazonDrive、OneDriveなどのクラウドサービスも利用できる。「ファイル」に追加するには各アプリをインストールすればよい。

キーボードに片手モード登場

iOS 11でついに片手モードが使えるようになった。キーボードの絵文字アイコン(今まで地球があったところ)を長押しすると、左寄せ・デフォルト・右寄せのアイコンが表示され、使いたいものを選択する。元に戻すときは、同様にデフォルトのキーボードを選べばOKだ。

端末の自動セットアップ

iOS 11では、新しく買ってきたiPhoneやiPadを、これまで使っていたiOSデバイスに近づけるだけで、個人設定や環境設定が自動で読み込まれる「自動セットアップ」機能が搭載された。

新しいデザインのApp Store

App Storeは、iOS 11になりアップデートが実現した。機能的には新しいものはないのだがレイアウトが改善され、「ゲーム」タブが別になっている。さらにオススメアプリやHow Toガイド、アプリリストなども加わった。

Live Photosに新フィルター追加

Live Photosもアップグレードされ、ミニ動画をループさせたり、Instagramの「Boomerang」みたいに再生・逆再生を繰り返したり、長時間露光的な写真を作れる。

カメラでQRコードをスキャン

カメラ関係で大きいアップグレードは、QRコードがスキャンできるようになったことだ。

iOS 11の設定アプリでは、従来の「写真とカメラ」メニューが「カメラ」メニューとして独立し、その中で「QRコードをスキャン」をオンにすることができる。

これまで、iPhoneにはQRコードを読み取る機能が標準搭載されていなかった。しかし、iOS 11なら「カメラ」アプリからQRコードを読み取ることができる。この機能を使えば、今までのように専用アプリをインストールする必要はなくなった。

QRコードを読み取るには、QRコードのうえにカメラをかざすだけでOKだ。そのあとに「Safariで開く」という通知が画面上部に表示されるので、これをタップしよう。これで簡単にウェブページを開くことができる。

なお、この「カメラ」アプリによるQRコードの読み取り機能は、デフォルトでオンになっている。そのため写真を撮影している際、カメラに写り込んだQRコードを意図せず読み込んでしまうこともあるかもしれない。そのようなときは「設定」を開き、「カメラ」からQRコードの読み取り機能をオフにする。

普通の写真の編集機能も増強

カメラアプリでは、ポートレート撮影用のLEDフラッシュのサポートなど、マイナーなアップグレードはいくつかあるが、うれしいのは綺麗なフィルターの追加である。

「ビビッド」とか「ドラマチック」といった新しいフィルターで、美しい写真が簡単に作れるようになる。

スクリーンショットに書き込み

iOS 11でスクリーンショットを撮ると、画面左下にサムネイルが表示されるようになります。放っておけば普通に画像が保存されるが、サムネイルをタップするとちょっとしたテキストや線を書き込めるようになっている。

画面収録がiPhone単体で可能に

iPhoneの画面で表示させているものを動画で保存したいとき、これまではMacを使ったりアプリを入れたりいろいろやらなければならなかった。しかし、これからはiOS 11の機能だけで作成できる。

コントロールセンターに「画面収録」を追加する

「画面収録」は、コントロールセンターに「画面収録」ボタンを追加し、これをタップして利用する。まず、「設定」を開き、コントロールセンターに新しいボタンを追加するための画面を表示する。

画面上の動きを録画する

コントロールセンターの「画面収録」ボタンをタップして3秒経つと録画が開始される。録画中は画面上部に赤い線が表示される。収録を終了するには、この赤い線をタップして「停止」をタップするか、再度コントロールセンターを表示して、「画面収録」ボタンをタップする。

また、画面を収録している最中に音声を収録することも可能だ。その場合、コントロールセンターの「画面収録」ボタンを、画面を押し込むようにプレスし、切り替わった画面でマイクのアイコンをタップしよう。画面の操作手順を自分の声で説明したい場合に便利だ。

SiriにDJ機能、通訳機能が追加

iOS 11では、SiriがApple Musicと連携し、「僕の好きそうな曲をかけて」のようにお願いすると、曲を指定しなくてもSiriが選んだオススメを再生してくれる。

また通訳としても機能するが、現段階では日本語には対応しておらず、翻訳できるのは英語と中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語のみである。

Siri、テキスト入力のコマンドにも対応

これまで音声だけでコミュニケーションをとっていたSiriだが、これからは文字でのコマンドも受け付けてくれるようになる。「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」>「Siri」で、「Siriにタイプ」をオンにする。

 

まとめ

「iphoneの全機能、使いこなすは至難の業。」